Trade Thinking

テーパリングって何?なぜ注目されているの?

 

こんにちは、UnLimiteDです。

本日は米国の祝日であるレイバーデイですので流動性の低下には注意しましょう。

さて今回は、FOMCのパウエル議長の発言で注目されているテーパリングについてお話しします。

 

テーパリングとは?

 

テーパリングは「先細り」の意味であり、金融用語では金融緩和を徐々に縮小させていくことを意味しています。

簡単に言いかえると金融の「引き締め」であり、金利を上げることで市場に回るお金が少なくなり、理論上は株価が下落するといった流れです。

米国がテーパリングをする理由は、コロナで落ち込んだ景気が回復してきており、急激なインフレを避けるためです。

現段階では「年内の実施が適切」といった内容に留まっていますが、今月21日以降に行われるFOMCでより詳しい時期が明らかになるでしょう。

 

テーパリングの相場の影響は?

 

テーパリングが行われると、原則として金利の上昇と株価の下落が見られるのですが、今回のように必ずしも相関性を持っているとは限りません。

 

 

例えば先月のFOMCの議事録発表でも、先日のジャクソンホールでの発言でも、テーパリングの可能性が示唆されたものの株価の大きな下落は見られませんでした。

それは「年内のテーパリング」という発言自体に不安よりも先延ばしによる安心感を覚えるトレーダーもいますし、パウエル議長自身もテーパリングと利上げは一致しないと明言しているからです。

このように単純にはいかないのが相場ですが、長期的に見て利上げの期待が高まっているのは事実ですし、FX相場でも長らく100円~120円のレンジが続いたドル円の起爆剤となるかもしれません。

またテクニカル分析をする上でも大きな流れを意識することは重要ですので、テーパリングの動向は意識はしておきましょう。

 

 

以上です。

今回のパウエル議長の一連の発言は、やはり混乱を避けるための「敢えて」の言い回しのようにも聞こえます。

テーパリングの実施は11月という説もありますが、この辺も徐々に明らかになるでしょうし今後の動向に注目です。