裁量取引

標準偏差って何?逆張りの使い方は?

 

こんにちは、UnLimiteDです。

ここ最近は多くの通貨ペアに大きなうねりが見られず、トレンドフォローがしにくい相場かと思われます。

そこで、今回は標準偏差を用いた逆張りの方法についてお話しします。

 

 

標準偏差(ひょうじゅんへんさ)とは?

 

標準偏差とは、その数値と平均値の差(偏差)がどのように散らばっているかを表す統計学の考え方です。

ややこしい話は抜きにして、ざっくりと言うと平均値をよりなだらかにしたイメージです。

例えば会社の平均年収ですが、300万円付近の人が最も多いにも関わらず、年収1億円の役員が何人もいると不自然に高い金額となるでしょう。

それを標準偏差の正規分布図に直すと、最も多い年収300万円のゾーンを中心に以下のような形のなだらかなグラフとなります。

 

※画像引用:「総務省統計局」

 

標準偏差の逆張りの使い方は?

 

標準偏差をFXに応用すると、中心の価格からあまりにかけ離れた数字であれば、先ほど言った年収1億円の人と同様に極めて稀な例となりますので、高い確率で平均の価格に収束すると言われています。

つまり、かけ離れた数値にタッチしたタイミングで逆張りをするのが一般的と言えるでしょう。

このかけ離れた数値は±σ(シグマ)という形で示され、このインジケータで有名なのがボリンジャーバンドです。

 

 

ただボリンジャーバンドも悪くはないのですが、どうしても下位足ではバンドが急に拡大したり収縮したり目で追いにくいケースもありますので、今回は別の方法を紹介します。

 

MT4の標準偏差の機能は?

 

実はMT4には標準偏差を自動計算してくれる機能が既にあります。

 

まずは上部メニューの「挿入」→「チャネル」→「標準偏差」で好きなチャートに描写してみましょう。

 

ここで気が付くのが、横軸である時間の幅を決めるだけで、縦軸の価格は自動計算されて平均値と標準偏差のラインが描写されるということです。

これはシンプルながらも意外と効果的で、上下のラインにタッチしたタイミングで逆張りをするのもいいですし、短期的なトレンドの天井や底値を判断する目安ともなります。

しかしボリンジャーバンド同様、ブレイクアウトには弱いというデメリットもある上に、ライン描写が個々の判断となりますので他の逆張りサインのように多くのトレーダーが意識しているポイントではないということに注意しておきましょう。

 

 

以上です。

標準偏差の考え方は、高い確率で収束される反面、低確率ながらも抜けるときはとことん抜けてもおかしくないという理論ですのでそこは注意しましょう。

今回のように、大きな経済指標の間の調整相場やボックス相場で試してみることをお勧めします。