Trade Thinking

消費者物価指数とテーパリングの関係は?

 

こんにちは、UnLimiteDです。

今回はタイムリーな話題ですが、本日の夜に発表される消費者物価指数とテーパリングの関係についてお話しします。

 

消費者物価指数(CPI)とは?

 

 

消費者物価指数(Consumer Price Index)は、毎月中旬に発表されるアメリカ国内の物価変動を表す経済指標です。

食料品や衣料品などの生活必需品を中心とした200品目の価格変化を指数化したもので、指数が高いほど物価が上昇していると判断されます。

物価は急に倍になったり半分になったりしませんので、どちらかいうと単月の数値より連続性を見てインフレ状況を計る指標として使われるでしょうか。

そのためか毎月の数値が劇的に変わる雇用統計などと比べると地味な印象もあり、普段はあまり意識していないトレーダーもいるでしょう。

 

なぜテーパリングに影響するの?

 

しかし近年の消費者物価指数は、テーパリングに影響することから注意しなければなりません。

 

※引用:「Yahoo!ファイナンス」

画像でも分かるように、2020年4月はコロナウィルスの影響による消費の低迷で△0.8%というリーマンショック並みの下落率となっています。

それと同時に注目したいのが今年に入ってからの上昇率であり、そもそも今回のテーパリングはこのような急激なインフレを抑えるためと言われています。

極端な例ですが8月や9月の数値が芳しくなかったりマイナスに振れたりすれば、年内の実施を予定しているテーパリングをさらに先延ばしする可能性も0ではないでしょう。

消費者物価指数が下落すると通常であれば株価の下落やドル売りなどが予想されるのですが、今回に限っては「テーパリングはまだないだろう」という安心感による逆行現象が起こるかもしれません。

もちろん来週にFOMCを控えていることもあり、この指数だけで完結するものではないのですが、ここ3ヶ月くらいは普段気にしていないような指数が相場に大きく影響することもありますので注意はしておきましょう。

 

 

以上です。

私もそうなのですが、テクニカル中心のトレーダーは雇用統計やFOMCなどの大きな指標だけ注目してしまいがちです。

もちろん何も起こらなければそれに越したことはありませんので、消費者物価指数などの中堅指標も意識してみてはいかがでしょうか。