Trade Thinking

FXの取引量とボラティリティの違いは?

 

 

こんにちは、UnLimiteDです。

今回は通貨ペアの「取引量」と「ボラティリティ」の違いについてお話します。

これは似て非なるものですので、知識として覚えておきましょう。

 

FXの取引量はどこで確認する?

 

FXの取引量とは、その名前の通り各通貨がどれだけ取引されたかという数量を表しています。

取引量が多い通貨はそれだけ人気があるということであり、安定度合いを示す指標ともなるでしょう。

なお取引量は国際決済銀行(BIS)が公表しており、2019年のTop10とシェアは次の通りになっています。

1位 … 米ドル (44%)
2位 … ユーロ (16%)
3位 … 日本円 (8%)
4位 … 英ポンド (6%)
5位 … 豪ドル (4%)
6位 … カナダドル (3%)
7位 … スイスフラン(3%)
8位 … 人民元 (2%)
9位 … 香港ドル (2%)
10位 … NZドル (1%)

参考:https://stats.bis.org/statx/srs/table/d11.3

米ドルやユーロが高いのは納得ですが、日本円が未だに避難通貨として人気が高い点や、人民元のように国の経済力と通貨の人気が必ずしも一致していない点などが意外でしょうか。

いずれにせよ、国の経済力やデフォルトリスクはあまり関係ない、FXとしての人気の通貨ペアと思っておいたほうが無難でしょう。

 

FXのボラティリティとは?

 

FXのボラティリティは価格の変化率を示しており、価格差が大きいほどボラティリティが高くなります。

つまり先ほど言った取引量が少ないほど、少しの値動きでボラティリティが大きくなると言い換えられるでしょう。

例えばヒロセ通商さんが集計した2019年度のボラティリティランキングでは、「ポンド/豪ドル」「ユーロ/NZドル」「ポンド/円」などの通貨ペアが上位にランクインしています。

 

参考:https://hirose-fx.co.jp/category/market/volatility/index.html

NZドルなどは分かりやすいですが、ポンド円などは取引量が多いにも関わらずランクインしていますので、それを上回る取引と価格変化があったということでしょう。

このようなランダム要素もありますので、ボラティリティが高いからと言って安心して取引ができる通貨ペアではないということは意識しておかなければなりません。

 

取引量とボラティリティはどちらを重視する?

 

FXで取引量とボラティリティのどちらを重視するかはやはりトレードスタイル次第でしょう。

例えばボラティリティを重視してマイナー通貨を選んだ場合、細かい髭が多くなるためトレンドラインを用いたスイングトレードなどはやりづらいかもしれませんが、短期のスキャルピングには向いているかもしれません。

また逆に取引量だけを重視しても価格が動かなければテクニカル分析自体がしにくくなるので、やはりある程度のボラティリティは必要となってきます。

なおユーロ円やポンド円などは取引量もボラティリティも程よくあり、どのスタイルでも通用しやすいという見方もできるでしょうか。

この辺は取引量やボラティリティだけでなく実際のチャートの動きも踏まえて最終的に判断しましょう。

 

 

以上です。

どの通貨ペアを選ぶかは最終的に自分のスタイルとの相性となってはきますが、取引量やボラティリティの根拠については意識しておきましょう。