Trade Thinking

リーマンショックは何だったの?FXの影響は?

 

こんにちは、UnLimiteDです。

今回はFX事件簿の第二弾ということで、リーマンショックについてお話しします。

有名な事件ではありますが、その内容とFXトレーダーが気を付けることを確認しましょう。

※第一弾はこちら
「FXのトルコショックとは何だったの?」

 

 

リーマンショックとは

 

 

リーマンショックとは、アメリカの大手投資銀行である「リーマンブラザーズ」が倒産したことがきっかけで世界的に波及した金融危機のことです。

リーマンブラザーズが破綻したのは2008年9月ですが、その以前からアメリカはITバブルの崩壊や同時多発テロの影響で景気が良くありませんでした。

そこでとどめを刺したのがサブプライムローンであり、こちらはざっくり言うと低所得者に住宅ローンを貸しすぎて回収できなくなったというものです。

またこのローン債権はアメリカの格付け会社が過大に評価したとも言われており、なかなか闇の深い事件と言えるでしょうか。

 

FXへの影響は?

 

リーマンショックは当然ながら為替にも大きな影響があり、当時110円程度であったドル円に関しては、たった3ヵ月で87円まで下落します。

またリーマンブラザーズが破綻したその日は、レートが飛ぶどころかレート自体が存在しないと言っても過言でないくらい相場が荒れました。

スプレッドがおかしいくらい広がったり、また売り買い共にスワップポイントがマイナスとなったり、とにかく異常な事態だったと言えるでしょう。

 

 

リーマンショックの教訓は?

 

 

リーマンショックは100年に一度の金融危機とも言われ、いわば災害のようなものですのでFXトレーダーとしても気を付けようがないかもしれません。

ただし今後もこのような事件が起こると仮定すれば、ポジションを全て塩漬けにするのではなく一部だけでもこまめに整理するという対策はできるはずです。

また決済注文が通るかどうかは別にして、やはりストップロスは常に入れておく癖を付けることも重要でしょう。

いずれにせよFXは、テクニカルであろうがファンダメンタルであろうが経済市場があって初めて成立していることは事実ですので、ある程度は経済動向にも注視していきましょう。

 

以上です。

リーマンショッククラスの金融危機となると対処しきれないところもあるでしょうが、近い未来に起こる可能性もありますので楽観視だけはしないようにしましょう。

余談ですが映画の「マネー・ショート 華麗なる大逆転」は、リーマンショックでだだ下がりした住宅ローン債権を空売りして大儲けするストーリです。

一時的に含み損が出た時の主人公の焦燥感や、空売りが成功しても不景気を喜んでいいのかと葛藤する相棒など中々深い内容ですのでご覧になってはいかがでしょうか。