Trade Thinking

総裁選で為替はどうなる?

 

こんにちは、UnLimiteDです。

世間では自民党総裁選の話で持ち切りですが、今回は首相が交代するときの為替の影響についてお話しします。

 

安部前総理の退任発表時は?

 

 

安部前総理が退任を発表したのは2020年8月28日の14時ごろでしたが、発表からわずか5時間でドル円は106.7円から105.2円までの下落となります。

下げ幅で言うと約150pips、最近では雇用統計やFOMCでも100pipsも動けば目を見張るほうですので、いかに大きな急落であったか想像できるでしょう。

安部前総理はアベノミクスや日銀黒田氏の採用など経済や株価の影響が大きかったこともあり、退任発表でリスク回避のドル売りの動きが顕著に現れました。

 

菅総理の不出馬の影響は?

 

 

こちらはタイムリーですが9月3日の11時50分頃に、菅総理が次期総裁選で出馬しないとの速報が入りました。

しかし今回は一時的にドル売りが見られたものの、総理交代によってコロナで低迷した経済を打破できるかもしれないといった期待感からか価格を上げます。

(個人的にはこの理由は後付けで、仕手の影響が大きかったと思っています)

このまま上昇し続けると思いきや、やはりこの日のメインは夜に発表される雇用統計であったらしく、すぐに調整相場となりました。

それでも瞬間的には30pips前後は動いたことになりますので、やはり総理大臣の進退は巨大な為替相場にも影響を及ぼすと言えるでしょう。

 

次期総理で為替はどうなる?

 

現在3人が出馬を決めていますが、その経済政策をメディアより引用させていただきます。

※政治的な他意はありません。

 

岸田氏…中間層への分配で格差を是正。コロナの経済対策は数十兆円規模も財政規律は注意。

高市氏…アベノミクスを継承し、危機管理と成長分野への投資を促進。財政収支の黒字は当面見送って財政出動を拡大。

河野氏…菅首相路線を踏襲し、デジタルや脱酸素分野への投資促進。労働分配率が高い企業への税制優遇。

(※読売オンラインより。順番もそのまま)

 

文面だけそのままとらえると、無難な経済政策の岸田氏、ミクロ経済と言いますかより具体的なのは河野氏、投資家のウケがよさそうなのは高市氏といったところでしょうか。

もちろん誰が時期総理になるかは分かりませんし、それだけを理由に今から相場を予想するのは好ましくないでしょうが、相場が動いた後の戻りを狙ってみるのは良いかもしれません。

また選挙の投開票日はマーケットクローズ日(日曜日)が多いのですが、今回の総裁選は9/29日の水曜日と一週間のど真ん中ですので、ポジション整理についてはしっかり確認しておきましょう。